自由であるためには時間も金も欲しいが、体が動かないことにはどうにもなりません。
古希を目前にして老化に抵抗し、少しでも健康を取り戻してやろうとは思うが、ガタが来た肉体にはちょっとハードルが高いかも知れない。
まあ何をしようと褒められはしても誰からも文句は言われんだろうし、人生100年時代なら先は長いから、やった方が良さそうに思える。
それに、不自由は悲しいし、痛みは辛いのである。
手始めに取り組んでいる健康回復の1つは、「脂肪肝を治す試み」である。
というのは、健康診断で肝機能は長らく正常で来たところが、昨年の検査で初めて僅かに高い値が出てしまったのである。
判定としては問題なしであったが、近所の医者のところに行って相談したところ、「脂肪肝になっているかもしれませんね。超音波エコー検査をやりましょう。」、結果は軽・中程度の脂肪肝との判定であった。
最近、安い外国産豚ロースをたんまり食ってきたのが良くなかったか。
自覚症状が無いだけに厄介だ、肝臓にどんどん脂肪が溜まっていく。
今頑張らなければ、肝硬変への茨の道が約束されてしまう。
近所の医者は、以前からの高脂血症(高コレステロール)も改善することが必要で、腹八分目の食事と運動でダイエットしてくださいと言う。
そこで、3食の基本メニューを次のように見直してみた。
朝食:納豆1パック、卵1個、漬物少々、御飯茶碗1杯、味噌汁1杯
昼食:6枚切り食パン2枚又は乾麺の冷麦(又は蕎麦)100g、豚の赤身80gのシャブシャブ又は青魚の缶詰(味噌煮・生姜煮)1缶、野菜ジュース200ml、牛乳100ml
夜食:青魚100gの塩焼き又は鶏ムネ肉(又は豚の赤身)100gと野菜の煮物、野菜サラダ、御飯茶碗1杯、味噌汁1杯
調理は減塩、減油に努め、食後に少量の果物やお菓子を摂ることにした。
自分ではかなり粗食であると思う。
また、運動は1日にラジオ体操2回以上と5キロのウォーキングを目安に続けることにした。
この「簡単ダイエット」で、62キロあった体重(空腹時)を約3か月で60. 5キロまで落とすことができた。
別の医者からは「急がなくて良いから、ウイルス性の肝炎でないか、6月初めに検査してみましょう。もしウイルスに感染していても今は良い薬があります。」と言われている。6月初めは間も無くやって来る。この検査に合わせて肝機能検査もやってもらえればダイエットの効果もわかるかもしれない。
1日も早く脂肪肝とはおさらばしたいのだ。しかし、近所の医者は「6か月はダイエットしてからでないと効果はわからない。「肝機能の改善効果が出ても、肝臓の脂肪まで減らすのは大変だ。」と言うのである。
何れにしても、当面はダイエットを続けながら、双方の医者による検査を期待と不安を抱えながら待つしかない。
もし、良い結果が出れば同病の方の参考になるのではと思い、継続的に記事を上げることにしました。